ふしぎーく!

博物館のカエルが語る、民俗系よもやま話

何気ない遺跡がタタリ神だったりする話

こんにちは、デンカです。

 

突然ですが、あなたは「御霊信仰(ごりょうしんこう)」をご存知ですか?

御霊信仰とは、天災や疫病の原因を、非業の死を遂げた人間のタタリとみなし、これを崇め奉って災難から逃れようとする日本独自の信仰のことです。有名なのは太宰府天満宮に祀られている菅原道真公ですよね。 

 

後からガクブルした塚の話

 

で、以上のことを知識として知ってはいたものの、「だから何?」状態だったデンカ。ある日、他県の友人宅に行ったとき、小さな山に登りました。

 

友達「この山にはね、小さな塚があって五郎塚(ごろうづか)って呼ばれてるんだよ」

デンカ「へぇ~。五郎さんて人が埋められてるから五郎塚なのかな?」

友達「さぁ? たぶんそうじゃない? 昔からそう呼ばれてるから……」

デンカ「ふぅん?」

 

くわしい謂れを知りたかったのですが、そのときは何の手掛かりもなく終わってしまいました。

が……後でいろいろな本を読んだ結果、ゾッとするような話を知ることになったのです。

それは、五郎は御霊の転化だったということ!

つまり、本当は「五郎さんの塚」じゃなくて、「御霊になっちゃった人の塚」だったわけです! ひぃいい……! (((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

友人とはその後疎遠になり、あの山もそれきりですが、「五郎の塚? 誰だよソレ?w」と馬鹿にして壊そうものなら大変なことになりそうです。(オカルト系の漫画によくあるパターンですね!)

 

ちなみにもうひとつの例に「雀(すずめ)」があります。

 

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(フリーフォトサイト 足成より)

 

あのチュンチュン鳴いてかわいい姿を連想しちゃった人、すみません。

こちらは鎮め(しずめ)の転化です。

つまり、荒ぶる神やら怨霊やらを鎮める何かがあった、もしくは何かがある場所なんですよ……!(汗)

 

 日本語っておもしろいけど、うっかりすると怖い……!