ふしぎーく!

博物館のカエルが語る、民俗系よもやま話

不可能な怪談

こんにちは、デンカです……。

 

この世に怪談は数多くあれど、中には「不可能怪談」と呼ばれ、人を怖がらせるどころか苦笑されてしまう話があるのを、果たしてあなたはご存じでしょうか……?

「それ、嘘だってバレバレだよ?」

「創作怪談でしょう?」

……相手を怖がらせるつもりがやり込められ、ともすると恥をかかされてしまう不可能怪談。

それはいったいどのようなものなのでしょう?

今回はその一例をご紹介します……。

 

伝説集成を読んでて見つけた「不可能怪談」

 

 

このような話を、私や私の周囲では、「不可能怪談」と呼んでいます……。

 

不可能怪談を進化させてみる

 

さて、この不可能怪談、どうすれば辻褄を合わせることができるのでしょうか?

私なりに考えてみたのが以下のやりとりです。

 

聞き手「おまえが話してくれた『竹藪の怪談』だけどさ。ぶっちゃけありえないよな」

話し手「え? どうして?」

聞き手「だってさ、竹藪に入った奴は二度と出られなくなるんだぜ?」

話し手「うん、そうだよ。で?」

聞き手「(イライラしながら)だから~! 二度と出られなくなるんだったら、『竹藪の中に美女がいる』って、どうして伝わってるんだよ?」

話し手「(少し考えて)……あ」

聞き手「ぶはっ! 今ごろ気づいたのかよ! だっせぇ!w」

話し手「……ふ。……ふはははははっ!」

聞き手「え? 急に何だよ?」

話し手「哀れな奴め……。素直に騙されていればいいものを、気づかなくてもいいことに気づいてしまったようだな!」

聞き手「(ハッとして)……ま、まさかおまえ!?」

話し手「そう……。なぜ竹藪の中に美女がいると伝わっているのか。つまりそれは私がその美j

聞き手「成敗

 

――自分で自分を「美女」とか「イケメン」とか言っちゃうと、成敗される可能性が高くなります。

以上!