ふしぎーく!

博物館のカエルが語る、民俗系よもやま話

沖縄の友人に、マブイグミ(魂込め)について聞いてみた

こんにちは、デンカです!

 

突然ですがクイズです。魂って、ひとりにいくつあるでしょう?

 

 本土の人なら「ひとつ」と答えるのが普通かな? でも文化によっては違うところがあるんです。

 

沖縄出身の友人の話 

 

学生時代、沖縄出身のJ君という男の子がいました。ノリがよくておもしろくて、生まれて初めて雪を見たときは「ヤバいヤバい!」を連呼していましたw

 

で、沖縄出身となれば、やはり気になるのが沖縄の民俗。

「マブイ込めとか経験ある?」と聞いたら、「あるよ~!」という元気な返事。

マブイとは、沖縄言葉で「生者の魂」のこと。 そして子どもはこのマブイが安定していないので、何かのショックで抜け落ちることがあるそうな。

 

「魂落ちたら死んじゃうじゃん!」って本土の人間は思うわけですが、沖縄だと人には魂が3つとか7つあると言われているんです。

だったら抜けても大丈夫……かと思いきや、そうは問屋が卸さないようで。

 

 Jくんに聞いたマブイグミの方法

 

 

 

おじいちゃんが大事な孫のマブイグミをしている姿を想像して、なんだか優しい気分に♪(おまけにデンカの脳裏にヴェルタースオリジナルのCMが流れましたw)

 

他にもある、マブイに関する濃い話

 

沖縄県では9月18日を「しまくとぅば(島言葉)の日」としていて、小学校では『つかってあそぼう しまくとぅば』という本が配られたりするそうです。

中でも秀逸なページが、「まじむんかい うさーりらん たみねー」。

何言ってるのかわからねーと思うが俺も(ry

 

ひとことで言えば、「ようかいにおそわれないためには」。

 

小学校で妖怪の防御法について教えてくれるんですよ! ハリポタみたいな世界観! いいなぁw

妖怪に襲われても驚いて魂は落ちてしまうので、そういうときの対処法が載っています。

Jくんのおじいさんのようにその場でマブイグミしてくれる人がいればラッキーですが、そうもいかない場合は「マブヤー、マブヤー、うーてぃくーよ(魂よ、魂よ、追いかけてきなさい)」と唱えるとよし。

魂が主人を自動追尾して戻ってきてくれます。

おそらく私のマブイは主人似でちゃらんぽらんだから、寄り道しまくって戻ってこない気がしますが……。